アンチエイジングと睡眠

人間のほぼ全てを司る脳。その脳とは脳細胞そのもののことだ。一般的に、細胞には寿命があり、老化して死んでいく一方で、それが刺激となり同じ数だけ甦る。脳細胞もそのご多分に漏れない。ただ、脳には睡眠による脳の補修作業が必要であることには留意すべきである。睡眠による脳のメンテナンスが無ければ、脳細胞の老化が進んでしまうのである。つまり逆に言えば、睡眠は脳を形作るものであり、睡眠の質で脳細胞は変わる、睡眠をアンチエイジングの一環とすることが出来るのである。脳と睡眠とは密接な関係がある。
人間が成長し、脳が成長し、熟していくことで、睡眠も熟し、質が向上するのである。胎児や幼子は脳が熟していないので、睡眠が不安定である。これは脳が老化した人間にとっても同じことなのだ。つまり、安定しない睡眠、浅い眠りというのは脳の老化のサインである可能性が少なからずあるのだ。胎児や幼子は、不安定な睡眠の中から安定した睡眠を身体で覚え、睡眠の質も時間も安定していくが、これが成人だと当然そうはいかない。
睡眠の質を向上させるには、決まった時間に寝、決まった時間に起きること。それと、他人や平均を気にしないことである。自分の生活リズムと、自分に合った睡眠時間を把握することが大切だ。